エボラで低迷した現状の観光業の復興に--セネガル大統領が観光ビザの不要化と空港税の削減を発表

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【忙しい人のための3行まとめ】

・2015年5月から現在は必要な観光ビザを不要化すると大統領が発表

・エボラ出血熱の影響で打撃を受けている現状の観光業の復活に向けた施策である

・航空税の削減(最大半額程度)の発表もあり渡航費用がさらに安くなる

 

 

皆様こんにちは!アフリカ商会の山田です。


本日は、セネガルに関する重大ニュースとして、2015年4月3日にセネガルのマッキー・サル大統領の発表についてお知らせいたします。

 

・2015年5月からセネガルの観光ビザが不要に

なんと、来月よりセネガルの観光ビザが不要になるそうです!これは、エボラ出血熱の影響により打撃を受けている現状の観光部門の復活に向けた施策であるとの事(なお日本でも多くの報道がなされて久しいですが、セネガルでは2014年10月17日にエボラ出血熱の終息宣言がなされて以来、その後一人の患者も出ていません。一方でギニア、リベリア、シエラレオネでは依然として予断を許さない状況。一刻も早い終息を願っています)。

 

「テランガ(ウォロフ語で「おもてなし」の意)の国」と呼ばれるセネガル。エメラルドグリーンの海と治安の良さ(※補足)から欧米人(特にフランス人)から人気のリゾート観光地で、もともと観光ビザが不要でしたが、2013年7月から観光ビザが必要になっていました。当時はテランガに反するのではとの批判もありました。

 

今回の決定により、いままで必要だったwebでのビザ申請もビザ取得費用(52.5ユーロ)も不要になる事から、ぐっとセネガルへのアクセスが楽になります。「trip adviser」などの旅行者向けサイトでも話題になっているようです。


(※補足)セネガルは、西アフリカにそんな国があるとは信じがたいほどの治安の良さで、日本人女性が夜に出歩いても何も起きないというレベルです(先日、20代の日本人女性が観光でセネガルに遊びに来ました)。外務省の海外安全ホームページの画像でも、最も安全を示す「白」の評価となっています。これは、ヨーロッパや日本と同水準の治安という評価です。また、1月時点で青年海外協力隊派遣人数が世界一のセネガルでは、隊員の7割が女性です。詳しくはニュースサイト「ZDNet Japan」での連載にて記していますので、よかったらご覧ください。

綺麗な海で欧米人女性がくつろぐ。奥に見えるのは魚介類を楽しめるレストラン。

 

・航空税の減額により渡航費用が安価になる

どこの国に行くにもかかる空港税。普段は航空券購入時にまとめて支払う事も多くあまり気にする事はございませんが、国によっては1万円ほどかかることも。

 

調べてみたところ、なんとセネガルの空港税は約1万円!大統領はこの空港税を最大半額程度減額すると発表しました。これは渡航者にとっては嬉しいですね。

 

以上の事により日本人の渡航者がぐっと増える!という事にはなかなかならないと思いますが(笑)、少しでもセネガルにご興味をお持ちいただくきっかけになりましたら幸いです。

 

(参考URL)

・セネガル ビザ申請ページ(フランス語)

  http://www.visasenegal.sn/?p=379

・Pour relancer le tourisme, le Sénégal mise sur la suppression des visas(Le mode Afrique)

 http://www.lemonde.fr/afrique/article/2015/04/10/pour-relancer-le-tourisme-le-senegal-mise-sur-la-suppression-des-visas_4613692_3212.html

・Senegal scraps visas for tourists, cuts tax on air fares(Reuters)

 http://www.reuters.com/article/2015/04/04/us-senegal-government-tourism-idUSKBN0MV0F220150404

・世界の空港税(イーツアー)

 http://www.etour.co.jp/air_tax/index.html


※2015年10月22日(木)追記   

日本初の「セネガルの旅行ガイドブック」制作プロジェクトをはじめました。

https://readyfor.jp/projects/senegal-guidebook